納期の種類(納期管理のために)


■納期には、どのような種類があるのでしょうか?
この納期を知らないと、納期管理をおこなうことはできません。


■生産計画を立てる場合に、納期を含むいろいろ日付について知っておく必要があります。
生産管理にはいろいろな日付があります。
 
一般的に以下のようにいろいろな日付の種類があります。


日付の種類 説明
(1)顧客の要求納期日
(Customer Request Date)
お客様の品物がお客様の所に到着してほしい日付です。
お客様の要求納期に対する納期達成率はこのデータを使用します。
これは、販売のデータから抽出します。
(2)顧客の要求納期日
(工場出荷ベース・Customer Request Ship Date)
お客様の納期日から、工場からお客様までの輸送日数を前倒しした日付です。
工場はこの日付を守るように出荷してゆきます。
工場の要求納期に対する納期達成率はこのデータを使用します。
日本ですと当日出荷して当日到着することができますが外国ではこの日付が必要になります。
(3)顧客の出荷の余裕日
(Shipping Windows)
ジャストインタイムでの出荷ですと納期日が出荷の日付になりますが、一般的には、お客様でも納期の何日前からだと出荷してもよいという余裕日があります。
これが入荷(出荷)の余裕日(Shipping Window)です。
出荷する側もこの日付があるために出荷計画のバランスを一定にすることができます。
これは出荷管理システムで管理します。
(4)工場から出荷するときの約束納期日
(Estimate Shipping Date)
生産能力などの制限がある場合は、お客様の要求納期に対して工場からの出荷できる約束納期があります。
工場の約束納期に対する納期達成率はこのデータを使用します。
(5)お客への到着するときの約束納期日
(Estimate Doc Date)
お客様への約束納期日です。
お客に到着する日付です。
お客様での約束納期に対する納期達成率はこのデータを使用します。
(6)工場からの出荷可能日
(Estimate Possible Ship Date)
製品があればここから出荷できる日付です。
(2)または(4)から(3)を引いた日付です。
(7)基準日
(Base Date)
生産計画を行う場合の基準になる日付です。
要求納期日を使用するか約束納期を使用するかを決めます。
(8)最遅可能スタート日
(Latest Possible Start Date)
生産計画を立てるときに注文や需要のデータの基準日からその製品の製造のリードタイムを前倒しした日付です。
ここまでには絶対スタートしないといけない日付です。
(9)最早可能スタート日
(Earliest Possible Start Date)
最遅可能スタート日からさらに生産計画の余裕日を前倒しした日付です。
この余裕日が在庫レベルになります。
ここからスタートできる日付です。
生産能力に制限がある場合は、この余裕日の設定が必要になります。
(10)生産計画スタート日
(Start Plan Date)
生産計画を立てたときの実際のスタート日です。
生産能力の制限などで(8)と異なってきます。
製造からの出荷の計画日を作成する場合もあります。
(11)実際スタート日
(Actual Start Date)
製造部が実際にロットを投入した日付です。
(12)工場からの出荷予定日 在庫が工場から出荷するときの出荷予定日です。
(13)配送センターからお客様への最終出荷予定日
(Avail Date)
生産管理システムで計算しますが在庫や生産計画中のものがいつ出荷できるかの出荷予定日です。
基準日(要求納期日や約束納期日)とこの出荷予定日を比較することにより納期のフォローアップが出来るようになります。
(14)配送センターからお客様への実際出荷日
(Actual Shipped Date)
実際にお客様へ出荷した日付です。


まだ、いろいろあると思いますが大事なもの所をリストしています。






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