SaaSサービス(ASP)


■システムは借りちゃおう(Saas/ASPサービス)

■今回は、SaaSサービスについてお話したいと思います。
以前は、ASPと呼ばれていました。

皆さんは、SaaSサービスって聞いたことがありますか?

最近では、Saasと呼ばれている場合が多いです。
Saasとは、「SaaS(Software as a Service)」と言います。
日本語では「サービスとしてのソフトウエア」と言う意味です。


ASPとは、アプリケーションサービスプロバイダーの略です。

ビジネスソフト(システム)などをインターネットを利用して提供するサービスすることです。

インターネットの回線スピードが向上することによって最近、注目されています。

現在では、グループウェアや会計ソフト、ERPなどもSaasサービスで提供されています。
生産管理システムもSaasで提供されています。

■やり方としては、
  • まずインターネットに繋がった環境が必要です。
  • ソフトは、インターネットエクスプローラなどのブラウザーを使用します。
    (専用のソフトを供給している場合もあります。)
  • そのブラウザーからシステムをサポートしているサーバーにつないでシステムを利用します。

これだけです。
便利ですね。

■では、お客様にとって何のメリットがあるのでしょうか?

大きく、5つあります。
  1. まず、専用ソフトが必要ではありません。
    インターネットエクスプローラーなどのウェブブラウザだけでシステムを利用することができます。

  2. システムを安く使用することができます。
    クライアントサーバーシステムを導入する場合、当然サーバーが必要です。

    サーバーも最近はかなり安くなりましたが、サーバー本体などのハードウェアーの費用、
    データベースなどのソフトウェアの費用、システムを導入・設置するための費用を合計しますと、やはり、数百万円にすぐなってしまいます。

    サーバーを管理するために人を雇う場合は、人件費もかかってしまいます。

    SaaSでは、サーバー及び、管理は、システムを提供する会社がおこないます。
    お客様は、毎月システムの使用料(レンタル料)を支払えばシステムを利用することができます。

  3. どこからでもシステムを利用することができます。
    例えば
    東京からでも、大阪でもインターネットの環境があればシステムを使用することができます。
    工場や営業所が複数ある場合は便利ですね。

  4. システムを実際、使って見ることができます。
    例えば、ERPを導入する場合
    クライアントサーバーシステムですと、数百万円から数千万円、大きいシステムでは、数億円も支払ってERPなどを導入します。

    実際、使用してみると、使えない。
    こんなはずではなかった。
     
    システムは導入したのでシステム導入のお金は払わないといけない。
    こういうトラブルは、非常に多いです。

    ERPの成功率は、20%くらいだと言われています。
    最近は、60%以上になったようですが。

    確かに、システム側、ユーザー側、どちらにも問題がある場合がありますが。

    SaaSサービスでは、実際使ってみて、お客様の会社に合わなければやめることができます。
    支払いも毎月ですので、失敗のコストを軽減することができます。

  5. すぐシステムを使用することができます      
    最近では、ERPも、早く導入ができようになりました。
    SaaSも、早く導入することができます。

    最近は、スピードの時代です。
    導入に1年や2年もかかっていたら、ビジネスを失ってしまいます。


■でも、もちろん、デメリット(短所)もあります。
大きく、4つあります。

  1. カスタマイズ
    汎用システムですので機能追加、お客様ごとのカスタマイズは難しくなります。
    SaaS会社が提供する機能を使用するしかありません。

  2. ネットワークのスピード
    インターネットを使用しますので、ネットワークのスピードに影響されます。
    かなり、最近は早くなっています。

    処理するデータ量と回線スピードに気をつける必要があります。 

  3. セキュリティ
    インターネットを使用しますのでセキュリティに気をつける必要があります。 
    SaaSの会社としてはSSL(暗号化)などを行っていますが100%安全とは言えません。

  4. システムの機能
    現在では、SaaSをサービスする会社が増加していますが提供する機能が不足している場合があります。
    販売管理、在庫管理、生産管理、資材購買、製造管理、品質管理などの機能をチェックした方がよいですね。

メリットもありますがデメリットもあります。
お客様の状況の応じて考える必要があります。

しかし、これからは、「システムを導入する」から「サービスを提供する」方向に移っています。

やはり、システムの機能と価格の問題があるようです。






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