小売業で在庫を減らす
■今回は、小売業の在庫についてお話したいと思います。
小売業は、製品を購入して販売するだけです。
部品、原材料の購入や製品の製造がないので簡単だと思いますか?
これが、また難しいのですね。
何故でしょうか?
小売業では、注文情報が殆ど無いのです。
一番、良い例は「セブンイレブン」や「ローソン」などのコンビニですね。
お客様は、いつ来るかわかりません。
何を買うかもわかりません。
■では、どうすればよいのでしょうか?
まず、「セブンイレブン」や「ローソン」がどうやっているかを調べることです。
あなたの近くによい先生がいるのです。
書籍もたくさん販売されています。
■小売業の場合は、在庫の発注のやり方は、「定量発注点方式」です。
簡単に言えば、商品が無くなったら発注して納品してもらいます。
「定量発注点方式」の考え方です。
例をあげて説明します。
- 1日当たりの売上げ数量:10個
- 発注してから商品の入荷までの調達期間:2日
とすると在庫はいくつ必要でしょうか?
そうですね。
調達期間が、2日ですので
10X2=20個+売上げ数量のばらつき数量
が在庫として必要になります。
■では、在庫を減らすには、どうすればよいのでしょうか?
■ コンビニでは、まず調達期間を縮めています。
お客様が商品を購入するとその情報は、すぐ在庫と引当てられて発注情報になります。
その情報を元に1日に数回納品しています。
1日数回納品することにより「売上げ数量のばらつき」をなるべく少なくなるようにしています。
数千の商品数でも、ここまでできるのはすごいですね。
皆さん、セブンイレブンのお店は、地域的に固まっているのをご存知ですか?
配送センターでの品切れの最小化を図っています。
商品を配送センターへ発注しても、商品がなくて品切れを起こしたらダメですね。
その為、必ず、セブンイレブンでは、数件固まっています。
商品の融通ができるようになっています。
また、コンビニの会社としては、過去の商品の売上げ状況を分析してメーカーへ注文情報を連絡
しています。
メーカーとも情報を共有しています。
■では、あなたは、どうしたら良いのでしょうか?
- まず、商品別、在庫数量を把握することです。
できれば、コンビニのように即座に把握できる仕組みを作る必要があります。
コンピュータは必須かもしれません。
- 過去の商品別の売上げの情報を把握する。
最近のコンビニでは、仮説と検証で商品の注文数量を決めています。
例えば、
明日は、寒くなりそうなので「おでん」を多めに置いとこうとか、
熱くなりそうなので「冷麺」を多く置いとこうとか
決めています。そしてその中で在庫を管理しています。すごいですね。
- 商品の調達期間を短くする。
過去の売上げ情報などを業者へ連絡する。
業者と交渉して、納品回数を増やす。
などですね。
