SCP(サプライチェーンプランナー)の導入




SCP(サプライチェーンプランナー)を導入するときのやり方と導入する目的について説明します。

SCP(サプライチェーンプランナー)とは、SCM(サプライチェーンマネジメント)をおこなう基幹の重要なシステムです。 引っ張り方式の生産計画のシステムです。

■(1)SCP(サプライチェーンプランナー)の導入ステップの例

以下に、SCP(サプライチェーンプランナー)を導入する一般的なステップを説明します。  
  1. 何故導入するのかを明確にする。
  2. ストラテジー(戦略)の明確化。
  3. どのような組織で導入するか。
  4. かかるコスト(人員、ハード、ソフト、コンサルタント料金などリストアップ)。
  5. 具体的な機能の明確化。
  6. SCPのソフトウェアベンダーをリストアップ。
  7. 最適なSCPのソフトウェアベンダーの選択。
  8. SCPソフトウェアの勉強。
  9. どのように、どんなステップでいつまでに導入するかきめる。
  10. ビジネスプロセスチェンジを明確にする。
  11. 詳細な要求事項の明確化。
  12. 要求機能のすり合わせ。
  13. 詳細な、ビジネスプロセスチェンジのリストアップ。
  14. SCPを動かすための、情報(データ)を整備する。
  15. SCPのシステム作成。プログラミング。 
  16. システムテスト・ユーザーアクセプタンステスト。
  17. データ準備およびコンバージョン。
  18. マニュアル作成。
  19. トレーニング。
  20. オペレションスタート。
  21. 導入後の、サポート体制。


■(2)何故SCP(サプライチェーンプランナー)を導入するのかを明確にする(導入目的)


●SCP(サプライチェーンプランナー)を導入するときに一番重要なのは何故SCP(サプライチェーンプランナー)を導入するのかを明確にすることです。


最近のSCM(Supply Chain Management)のブームにより、導入することにより経営体質が改善されたとか、ROA・ROE(総資産利益率:株主から預かった資金を使ってどの程度利益をあげたか)が改善されたとかの風評に踊らされることがなく、このSCPの現状や内容を理解した上で何故導入するのかを明確にすることが大切です。

一般的なSCP(サプライチェーンプランナー)を導入する目的は、

  • 在庫の低減
  • 製造のリードタイムの低減
  • 需要・受注の変動に迅速に対応
  • スループットの向上
  • 以前は2000年問題があった
  • システム改善をおこなうには既存のシステムではコストがかかりすぎる。
  • クライアントサーバーのテクノロジーがない
などです。

但し、そのための前提条件として
 各工程、原材料、製品、機械・設備などの生産情報、受注情報、在庫情報が適時に正しく把握されているかが重要である。
ガーベージイン・ガーベージアウトとも言われどんなよいソフトでも入力が、ごみだと出力もごみになります。



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