会社の機能とシステム


■今回は、会社の「機能」とその機能をサポートする「システム」について説明したいと思います。
現在の一般的なシステムは、どんなもの(機能)があるかということです。


まず、コンピュータとシステムの違いを説明したいと思います。

コンピュータと言うときは、一般的にハードウェアーのことをさす場合が多く、パソコンだと思ってもらって
よいと思います。

システムと言うときは、ある機能、例えば、在庫管理とか販売管理などの業務を、コンピュータを使っておこなっている場合が多いです。
作業とコンピュータが一体になっているのですね。

在庫管理システムとか販売管理システムとか言う場合がありますね。
その場合は、その機能(業務)ができるソフトウェアを指す場合が多いです。

そのため、システムを使って売上げを上げていくということは、業務(仕事)にソフトウェアの入ったコンピュータをうまく使って売上げをあげていくということです。

皆さんの職場では、どんなシステムを使っていますか?
どんなソフトウェアですか?

電器販売店でもいろいろなソフト、例えば、在庫管理ソフト、会計ソフトなどがたくさんのメーカーから売られています。
テレビでも、○○奉行とか、○○○全国会(会計ソフト)などがありますね。

最近のシステムは、いろいろなことができますが、会社の業務に関係するものについては一般的には、以下の機能があげられます。

今回は例として、ERP(イーアールピーと読みます)を使用して説明します。

ERPとは、エンタープライズリソースプランニングといって、日本語で言えば、統合業務パッケージ(ソフト)と言われています。
企業や会社で使用するいろいろな機能ができるシステムです。
(ERPの詳細については、後日説明したいと思います。)

その中で、SAP R/3(サップアールスリーと読みます)という世界中でよく使われているシステムが
ありますので、それを使って概要を説明したいと思います。

今回は、概要だけ説明したいと思います。

SAP R/3がもっている、主な機能の概要としましては、


機能 内容
(1)販売管理 受注管理、出荷管理、請求業務などです。
(2)在庫購買管理 購買管理、在庫管理などです。
(3)生産管理/計画 生産計画、生産管理などです。
(4)品質保証 品質管理です。
(5)プラント保全 プラント保全、文書管理、サービス管理などです。
(6)人事管理 人事管理、給与などです。
(7)財務会計 一般会計、買掛金管理、売掛金管理、財務管理などです。
(8)管理会計 管理会計です。間接費管理、製品製造原価会計、
収益性分析・管理などです。
(9)固定資産管理 固定資産の管理です。
(10)プロジェクト管理 プロジェクト管理です。
(11)ワークフロー ワークフローです。
ビジネスプロセスの自動化。
例えば、稟議書などを自動でおこなったりできるようです。
(12)業界別ソリューション 業界別のテンプレート(雛形)があります。


などがあります。
たくさんありますね。
以上がSAP R/3です。

それ以外の機能(業務)では、


機能 内容
(13)製造管理システム 製造の工程を管理するシステムです。
(14)スケジューリングシステム 工程のラインバランス(生産能力)を考えていつ投入するか、スケジュールするシステムです。
(15)需要予測システム 将来の需要を予測するシステムです。
(16)納期回答システム お客様の納期に対していつ出荷できるかの納期回答を、おこなうシステムです。
(17)CRM
(Customer Relationship Management)  
顧客関係管理システムです。


などもあります。

機能が増えればいろいろシステムが増えてきます。
多いですね。


一般的には、大体、全部の企業に共通なもの、例えば、会計、販売、資材購買、在庫などについては、
ERPなどのような市販のソフトを使用し、会社特有の機能や、ノウハウのある所、例えば、製造管理、
品質管理、などはそれぞれの会社で開発する場合が多いです。

開発した会社によってもシステムの内容(使用する画面、使い方、カバーする範囲など)が異なります。

皆さんが、システムを導入する場合、どの機能を入れるのか、その機能に対するシステム(ソフトウェア)の内容、将来性などを考えて導入されると良いと思います。






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