生産管理システムの変遷


生産管理システムの変遷です。

「生産管理システム」は、かなり以前から存在しています。
そして機能が追加されて現在に至っています。

「生産管理システム」を理解するには、「生産管理システム」の変遷を理解することが重要です。

「生産管理システム」は以下のように変遷してきました。

日本には、昔から存在した生産管理システムです。
  • 製番管理システム

  • 追番管理システム

です。

そして、海外から次のような生産管理システムが入ってきました。

  • 「MRP」(Material Requirement Planning)

  • 「MRP2」(Manufacturing Resource Planning)
    (本来は、ギリシャ文字の2です。)

  • 「SCP」(Supply Chain Planning)

です。

それぞれの概要を説明します。

  1. 製番管理システム
    製造番号を使って管理します。
    この製造番号は、受注から原材料、部品まで統一して使用されます。

  2. 追番管理システム(おいばん)
    生産される製品、部品に「背番号」をつけて、その番号をキーにして生産の進捗を管理する生産管理方式です。

  3. 「MRP」(Material Requirement Planning)
    「MRP」とは、Material Requirement Planning(資材所要量計画)とよばれ、「部品表」と「基準生産計画」をもとに資材の所要量を求め、これを基準に資材の発注・納入、出庫をコントロールするシステムです。

  4. MRP2(Manufacturing Resource Planning)
    「MRP2」は、Manufacturing Resource Planning(生産資源計画)と呼ばれ、「MRP」を「生産能力計画」、「人員計画」、「物流計画」まで拡大したシステムです。
    これらの生産計画の指示は、すべて中央の計画立案部門から、全工程に同時におし出されていくので、「押し出し方式(プッシュ方式)」と呼ばれています。
    「MRP2」は、一般的には「納期」を基準にしています。

  5. 「SCP」(Supply Chain Planning)
    「SCP」は、Supply Chain Planning(サプライチェーンプランニング)と呼ばれ、簡単に言うと、「カンバン方式」をコンピュータで行うシステムです。
    「SCM」(サプライチェーンマネジメント)の概念をシステムにしたものです。
    トヨタの「カンバン方式」(カンバンシステム)は最終工程からカンバンを使った「引っ張り方式」により、前の工程に順に「使用数量」が連絡され、生産されていきますが、「SCP」ではこの作業を全工程・事業所に対して、コンピュータで計算し最適な結果を出します。
    「SCP」は、在庫を最小にするように計画します。


それぞれの詳細については、別ページで説明します。






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[実務に役立つ生産管理(生産管理システム)]
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