生産管理システムの制約条件


「生産管理システム」の制約条件です。

いくら、りっぱな「生産管理システム」があっても、良い生産計画や原材料や部品の調達計画は作成できません。
いろいろな前提条件や制約条件があります。

大きく、2つあります。

  1. ひとつは、外部要因です。
  2. もうひとつは、内部要因です。

それぞれについて、説明します。


■1.外部要因

生産管理システムで作成する生産計画は、

生産計画=販売計画 − 完成品在庫

で計算されます。

生産のリードタイムが長い場合は、製造の仕掛品を考慮する場合、
製造を投入する生産計画は、

生産計画(投入)= 生産計画(出荷)− 仕掛品在庫

になります。

生産計画を正確に作成するためには、「販売計画」「需要・受注」「完成品在庫」「仕掛品在庫」「原材料・部品在庫」などを正確に、タイムリーに把握する必要があります。

システムとしては、「販売管理システム」と、「在庫管理システム」です。
製造工程であれば、「工程管理システム」になります。

非常に重要です。
これらの正確でタイムリーな情報やシステムがないと「生産管理システム」は意味がありません。

■2.内部要因

次に、生産管理システムが稼動するための制約条件です。

  • 生産能力情報
    設備、人員、治具、工具、金型など

  • 歩留まり
    正しい、歩留まりを設定しないと、作りすぎや、品切れが発生します。

  • リードタイム(サイクルタイム)
    製造・調達のリードタイム

  • 部品表

  • 需要・受注情報
    上で説明した内容です。

  • 完成品・仕掛在庫情報
    上で説明した内容です。

  • 品質情報
    賞味期限、使用期限

  • 物流の情報
    輸送、物流、倉庫


などです。

これらの情報により、生産管理システムは影響を受けます。

生産管理システムでは、よく、「ガーベージイン ガーベージアウト」と言われています。
「ごみを、入れると、ごみが出るという」ことです。

正確な、受注情報や在庫情報を入力しないと、正確な、生産計画を作成することが出来ません。

上の情報は、非常に重要です。






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[実務に役立つ生産管理(生産管理システム)]
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