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生産管理システムの構築


生産管理システムの構築について説明します。


生産管理システムは何故難しいのか


「生産管理システム」は、何故難しいのでしょうか?

次のような理由があります。

  1. 「生産方式」が異なっています。
    企業によって「生産方式」が異なっています。
    「個別生産方式」、「ロット生産方式」、「連続生産方式」で生産管理のやり方が異なります。
    当然、システムも異なってきます。

  2. 企業によって「生産形態」が異なっています。
    企業によって、「工場」や「配送センター」の繋がり、「生産形態」が異なっていますので生産管理のやり方やシステムも異なってきます。

  3. 範囲が広い
    生産管理システムは、販売管理システム、資材購買管理システム、在庫管理システム、出荷管理システム、原価管理システムなどと密接に繋がっています。
    全部の機能を勉強する必要があります。

  4. 「生産計画」のやり方が会社ごとに異なっています。
    生産形態、生産方式、企業によって異なっています。
    「生産管理」のやり方が企業によって異なっていますので、「生産計画の作成方法」も異なっています。

  5. 改善のシステムです。
    「生産管理システム」は、企業の戦略や改善が入っています。
    日々の改善が、システムの機能に追加されています。
    そのため、企業によって異なってきますし複雑になっています。
     
  6. ノウハウです。
    「生産管理システム」には、企業のノウハウが多く入っています。
    実際のやり方については、外部には殆ど出ていません。
    使いこなすもの難しくなります。

  7. 「生産能力」の合わせこみが難しい
    「生産管理システム」には、「負荷計画」などがありますが、「生産能力」に合わせこんで「生産計画」を作っている企業は、あまり多くはありません。
    かなり難しい作業です。

  8. 「納期」の制約が大きいです。
    「生産管理システム」は、「納期」の制約が非常に大きく、「生産計画」の作成を困難にしています。

  9. 「ビジネス」の理解が必要です。
    「生産管理システム」は、導入しただけでは、「納期」、品質、価格を満足することができません。
    「ビジネス」を理解して「ビジネス」に合わせて、「生産管理システム」を使いこなす必要があります。

    例えば、
    「納期」の分布、「お客のリードタイム」、「代理店」と「直販顧客」の違い、「生産能力」などを理解して、最適な「生産管理システム」を使用する必要があります。

いろいろありますね。

でも、反対に、難しいから、うまくやれば、他の企業に勝つことができます。
競合が多い製品でも、生産管理システムがうまくいけば、他の企業に勝つ可能性もあります。


生産管理システムの開発


生産管理システムの開発に関してです。

生産管理システムが、うまく稼動している企業って、なかなか見当たりませんね。

最近では、ERPやSCP(サプライチェーイン)などのパッケージソフトがたくさんあります。

当然、「生産管理システム」もたくさんあります。

自社で生産管理システムを導入したい場合、自社開発した方がよいでしょうか?

それとも、パッケージソフトを購入した方がよいでしょうか?

何で決めたらよいでしょうか。

次のようなことを考える必要があります。

  1. 戦略

    もし、生産管理が、その企業の生命線になる場合は、絶対に、自社開発すべきです。

    もし、パッケージのシステムを購入して、自社の生産管理のノウハウをそのパッケージシステムに入れた場合、そのノウハウは、他の企業に開示されると思った方がよいです。

    パッケージのシステム会社は、お金を貰ってその企業の生産管理のノウハウをシステムに組み込みますから。

    これが一番重要です。

  2. 価格

    次は、価格ですね。
    自社開発する場合、当然、開発する人員が必要になります。
    システムの仕様も作成する必要があります。

    一般的にパッケージシステムを購入するより高価になります。

    メンテナンス費用も考えて開発費用を比較する必要があります。

  3. 使いやすさ

    自社開発では、ユーザーの要望どおりに開発されます。
    使いやすいシステムになります。
    特注品です。

    でも、パッケージソフトは、出来合いのシステムです。
    既製品ですね。

    画面も使い方も決まっています。
    使いやすいかどうかですね。

    パッケージソフトって、わかりにくい画面が多いのですよ。
    導入する場合は、事前に画面や機能を、よく確認する必要があります。

  4. 開発期間

    自社開発では、最初から仕様書を作って開発する必要があります。
    開発には、かなりの期間がかかります。
    開発する人は、システムと業務をよく知っている必要があります。

    パッケージソフトは、ある程度、完成していますから、かなり、短期間に使うことができます。

  5. 生産管理システムのロジック

    自社開発のシステムは、どのような機能で、どのようなロジックで生産管理システムが動いているのかよくわかっています。

    自分達が設計して自分達で開発しましたからね。

    でも、パッケージソフトって、機能やロジックを教えてくれない場合があります。

    これは、本当に困ります。

    作成した、生産計画が、正しいのかの検証が出来ない場合が、あります。
    パッケージソフトを使用する場合は、きちんと確認する必要があります。


よく考えて生産管理システムを開発してください。
それぞれ、一長一短があります。


システム開発の人材


生産管理システムのシステム開発の人材に関してです。

生産管理システムなどのシステム開発に必要な人材とはどのような人でしょうか。

業務側からもシステム側からも、部署で一番、優秀な人を選出するのが重要です。

  • 生産計画と業務をよく知っていること。

  • データベースの知識

  • 統計の知識

  • 販売管理、生産管理、購買管理の知識

  • ERPの知識

  • コミュニケーションスキル

  • 説得のスキル

などです。

システムを導入するときに、担当になれば、いろいろな業務やシステムを覚えていきます。
将来の幹部候補生に参加して貰うことも重要です。




就職・転職にはマイクロソフトオフィスの知識が必修です。




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