生産管理の資格(業務に役立つ資格とメリット・デメリット)
「生産管理」の資格について説明します。
生産管理の資格の種類
生産管理の資格は、生産管理に関する資格【ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)・中小企業診断士・SAP認定コンサルタント資格】と業務に役立つ資格【QC検定・TOEIC・MOS】などがあります。
生産管理とは、顧客の要求する品質の製品を、納期までに必要な数量を、安い原価で生産できるように、管理することです。
生産管理は、「品質(Q)」、「コスト(C)」、「納期(D)」を管理しますので、多くの仕事(業務)があり、多くの部署とのコミュニケーションが必要になります。
「生産管理」だけの資格は、あまり多くはありません。
以下に、説明する、「ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)」や「中小企業診断士」の一部になります。
しかし、生産管理の仕事(業務)は、広範囲になります。
システムも使います。
いろいろな知識を身に着けていた方が良いと思います。
仕事の幅が広がります。
生産管理の仕事(業務)に役立つ資格は以下のようなものがあります。
他の部署でも必要な資格もあります。
- 生産管理の資格
- ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)
- 中小企業診断士
- SAP認定コンサルタント資格
- 生産管理業務に役立つ資格
- QC検定(品質管理検定)
- TOEIC
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
などです。
それぞれについて説明します。
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)
ビジネス・キャリア検定試験とは、職務を遂行する上で必要となる知識の習得と実務能力の評価を行うことを目的とした試験です。
「厚生労働省」傘下の「中央職業能力開発協会(JAVADA)」が2007年に開始した「ビジネス・キャリア検定試験」の1つです。
「公的資格」です。
「ビジネス・キャリア検定試験」の試験分野に「生産管理」があります。
「生産管理」の仕事とは、資材の購入、製品の開発・設計・製造、顧客への引渡し、工場・設備の管理など生産活動全般に関わる管理を行う仕事のことです。
ビジネス・キャリア検定試験では、主に生産管理部などで、生産システムの設計・計画業務に従事している方を対象とした「生産管理プランニング」と、生産システムの統制・運用業務に従事している方を対象とした「生産管理オペレーション」に区分しています。
「中央職業能力開発協会(JAVADA)」のホームページです。
ホームページから1部抜粋しています。
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)のメリット
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)のメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- 生産管理部門で必要とされる幅広い知識を体系的に習得することが出来ます。
実務経験が無くても知識を学ぶことができます。
- 人材育成に最適です。
生産管理を効率的に学習することが出来ます。
- 生産管理以外の他の部署でどのようなことをやっているのか想像できるようになります。
生産管理は、他部門とのコミュニケーションが重要ですので、他部門の仕事を知ることは必要です。
- 業務改善できるアイデアやヒントが出るようになります。
学習することで、いろいろな知識を学びますので、改善案が浮かんできます。
などです。
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)のデメリット
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)のデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- 転職に有利になるとは限らない。
知識があっても経験がないと、転職には有利になるとは限らないようです。
- 知名度が低い。
公的資格ですので、あまり知名度がある資格ではありません。
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)の内容
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)の内容について説明します。
ビジネス・キャリア検定試験(生産管理)のレベル(級)
「ビジネス・キャリア検定試験」の「生産管理」分野としては、以下の4つの「レベル」(級)があります。
それぞれの「対象」と「レベル」です。
級 | 対象 | 資格のレベル |
---|---|---|
BASIC級 | 学生、就職希望者、内定者、入社して間もない方 | 仕事を行ううえで前提となる基本的知識を基に仕事の全体像が把握でき、職場での円滑なコミュニケーションを図ることができる。 |
3級 | 実務経験3年程度 (係長、リーダー相当職を目指す方) |
当該分野又は試験区分に関する専門知識を基に、担当者として上司の指示・助言を踏まえ、自ら問題意識を持ち定例的業務を確実に行うことができる。 |
2級 | 実務経験5年程度 (課長、マネージャー相当職を目指す方) |
当該分野又は試験区分に関する幅広い専門知識を基に、グループやチームの中心メンバーとして、創意工夫を凝らし、自主的な判断・改善・提案を行うことができる。 |
1級 | 実務経験10年以上 (部門長、ディレクター相当職を目指す方) |
企業全体の戦略の実現のための課題を創造し、求める目的に向かって効果的・効率的に働くために、一定の専門分野の知識及びその応用力を活用して、資源を統合し、調整することができる。 |
生産管理の試験分野と試験区分
生産管理は大きく3つに区分されています。
- 生産管理
- 生産管理プランニング
- 生産管理オペレーション
区分別の級は以下のようになっています。
BASIC | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
生産管理 | 生産管理プランニング | 生産管理プランニング (製品企画・設計管理) |
生産管理 |
生産管理プランニング (生産システム・生産計画)(加工型・組立型) |
|||
生産管理プランニング (生産システム・生産計画)(プロセス型) |
|||
生産管理オペレーション | 生産管理オペレーション (作業・工程・設備管理) |
||
生産管理オペレーション (購買・物流・在庫管理) |
それぞの内容については以下の「中央職業能力開発協会」の試験分野・試験区分のページをご覧ください。
令和5年度(前期)に実施する試験から、生産管理2級の試験区分を、「生産管理プランニング」及び「生産管理オペレーション」の2区分に統合する予定だそうです。
中小企業診断士
中小企業診断士とは、中小企業を対象に、経営戦略から財務、生産、販売などのコンサルティングをおこなう経営コンサルタントに関する唯一の国家資格です。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。
生産管理の知識を習得するためには、国家資格の中小企業診断士を学習する方法もあります。
企業のドクターですね。
昔からあるとても権威のある資格です。
中小企業診断士の資格を持っていると一目置かれます。
中小企業診断士の合格率は過去9年間で平均約4%だそうです。
難関資格です。
中小企業診断士の内容については、次の中小企業診断士協会のホームページをご覧ください。
最近では、会社に勤めながら中小企業診断士の資格を取得して、社内の経営や生産、業務改革などに活躍している方が増えています。
中小企業診断士の資格を持っていると、社内での昇給や昇進に有利です。
もちろん、転職や、定年後の再就職や独立して起業するにも非常に有利です。
中小企業診断士のメリット
中小企業診断士のメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- 自信がつきます
難関資格ですので、自信が付きます。
- 社内の仕事で評価されやすくなります。
中小企業診断士の知識が社内で生かすことが出来ますので、昇進や昇給も可能です。
- 独立することも出来ます。
独立の選択肢も見えてきます。
- 会社員でも副業がしやすくなります。
社外のコンサルタントなどで副業も可能です。
- 人脈が拡大します。
商工会議所や中小企業診断士のコミュニケーションが増えますので人脈が広がります。
中小企業診断士のデメリット
中小企業診断士のデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- 合格するまでの勉強が長期化する可能性があります。
1次試験は、点数ですので合格する可能性が大きいですが、2次試験は記述式ですので、何が悪かったのかわかりません。
かなり難関な資格です。
- 資格の維持に費用(お金)がかかります。
合格までに、時間がかかりますので、その分、費用もかかります。
- 合格後も勉強し続けることが必要です。
技術は進んでいますので勉強を続ける必要があります。
- 独占業務がないので安住できない。
税理士などのように、中小企業診断士をもっていても、独占業務がありません。
- システム知識が弱い。
現在は、企業は、殆ど、システム化されています。
ERPパッケージ(業務統合パッケージ)などが導入されています。
システムに関する知識も必要になります。
中小企業診断士試験の内容
中小企業診断士の試験の内容について説明します。
中小企業診断士の試験は、1次試験と2次試験があります。
次のような内容になっています。
- 1次試験
1次試験の試験科目は次の7科目です。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・政策
- 2次試験
2次試験の試験科目は以下のようになっています。
- 事例Ⅰ(組織・人事)
- 事例Ⅱ(マーケティング・流通)
- 事例Ⅲ(生産・技術)
- 事例Ⅳ(財務・会計)
中小企業診断士の1次試験の試験科目の中に、「運営管理(オペレーション・マネジメント)」という科目があります。
「運営管理(オペレーション・マネジメント)」には、
- 生産管理概論
- 生産のプランニング
- 生産のオペレーション
などの内容があります。
生産管理から、生産計画、品質管理、MRP、SCMなど生産管理に関するいろいろなことを学習します。
また、「経営情報」という科目では、情報システムを学習します。
生産管理は、システム抜きでは語れなくなっています。
また、中小企業診断士では、会計の知識も学習します。
企業で働く人は、必要な知識です。生産管理の人も学習しておく必要があります。
中小企業診断士の試験は、1次試験に科目合格制が導入されたので、以前に比べて中小企業診断士の資格も取得しやすくなりましたが、それでもまだ、難しい資格です。
生産管理をこれから勉強される方は、中小企業診断士の資格取得を目指して勉強して、経営、会計、生産管理などの知識を習得することをオススメします。
SAP認定コンサルタント資格
SAP認定コンサルタント資格とは、SAP社がSAPのERPシステムに関する知識と技術を習得していることを公式に認定する資格です。
SAPとは、ビジネスプロセス管理の分野で世界有数のソフトウェアメーカーの名前です。
最近では、多くの企業が、システムを導入しています。
生産管理だけではなく、販売管理から購買管理、在庫管理、出荷管理までの「ERPシステム」(パッケージ)が使用されています。
ERPとは、「Enterprise Resource Plannning」(エンタープライズ・リソース・プランニング)の略です。
頭文字をとって、「イーアールピー」と呼んでいます。
日本語では、「業務統合パッケージ」や「統合基幹業務システム」などと呼ばれています。
その、ERPシステム(パッケージ)の「50%」弱が、「SAP」のERPシステム(パッケージ)です。
その認定資格です。
もし、社内で既に、「SAP」のERPシステムを使用しているのであれば、「SAP認定コンサルタント」の資格を目指すもの良いかもしれません。
SAPのERPシステムの詳細については次のページをご覧ください。
●参考ページ
SAP認定コンサルタント資格のメリット
SAP認定コンサルタント資格のメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- 「2027年問題」でSAPコンサルタントが足らない。
現在、SAPには「2027年問題」があります。
多くの企業が「SAP」の新しいシステムに移行するニースがあります。
SAPのコンサルタントが不足しています。
- 収入アップにつながります。
ニーズが多いので収入は高くなります。
- キャリアアップにつながります。
資格を勉強、取得することで、自分のキャリアアップにつながります。
転職にも有利になります。
- 副業やフリーランスなどの案件獲得につながりやすいです。
ニーズが多いですから、いろいろな仕事が出来ます。
などです。
SAP認定コンサルタント資格のデメリット
SAP認定コンサルタント資格のデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- 難易度は非常に高いため、一定のSAPに関する知識・実務経験がないと合格は難しいかもしれません。
- SAPの公式のトレーニングは有料で高価です。
- 公式の書籍、教材は基本的に英語のものが多く、一定の英語力がないと学習が厳しい可能性があります。
SAP認定コンサルタント資格の内容
SAP認定コンサルタント資格の内容について説明します。
SAP認定コンサルタント資格は、次の3つの種類があります。
試験は、質問を含む全てのやりとりを英語で行う必要があるそうです。
知識分野によって、次の3つに分けられています。
- アプリケーションコンサルタント
業務コンサルタントを対象とした試験です。
- デベロップメントコンサルタント
プログラミング技術の試験です。
- テクノロジーコンサルタント
インフラエンジニアを対象とした試験です。
SAP認定コンサルタント資格の内容については、次のページをご覧ください。
QC検定(品質管理検定)
「QC検定」(品質管理検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。
企業が売り上げや利益を上げる為には、生産管理だけではなく、企業で働く全従業員が、品質改善活動をおこなう必要があります。
その為には、「品質管理の考え方」や「QC七つ道具」「新QC七つ道具」などの使い方を知っておく必要があります。
「QC検定」(品質管理検定)を学習することで、品質管理の知識を体系的に効率よく学習することが出来ます。
QC検定(品質管理検定)のメリット
QC検定(品質管理検定)のメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- 体系的に品質管理を学習出来ます。
体系的に効率的に学習することが出来ます。
- 品質改善活動には必要な知識です。
昇進、昇給などに役に立ちます。
- 品質管理検定とも呼ばれており、製造業では生かしやすい資格です。
製造業では必須の資格です。
- 2級と1級は難易度が高く、価値が高い。
対外的にも価値があります。
- 製造業などへの転職を考えている人にはメリットが多い。
QC検定(品質管理検定)のデメリット
QC検定(品質管理検定)のデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- 民間資格なので少し弱い。
転職などではアピールにはなるが、採用の基準にはならない場合が多い。
QC検定(品質管理検定)の内容
QC検定」(品質管理検定)の内容について説明します。
「QC検定」(品質管理検定)は、次の4つに分かれています。
- 1級/準1級
品質管理部門のスタッフ、技術系部門のスタッフなど企業内において品質管理全般についての知識が要求される業務にたずさわる方々 に適しています。
- 2級
QC七つ道具などを使って品質に関わる問題を解決することを自らできることが求められる方々、小集団活動などでリーダー的な役割を担っており、改善活動をリードしている方々 に適しています。
- 3級
QC七つ道具などの個別の手法を理解している方々、小集団活動などでメンバーとして活動をしている方々、大学生、高専生、工業高校生など に適しています。
- 4級
これから企業で働こうとする方々、人材派遣企業などに登録されている派遣社員の方々、大学生、高専生、高校生など に適しています。
QC検定(品質管理検定)の内容については、次のページをご覧ください。
TOEIC
TOIECは、、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通の基準テストです。
TOIECは、「トーイック」または「トイック」と読みます。
生産管理の仕事は、社内の人達だけとのコミュニケーションだけではありません。
顧客、原材料や部品の購入先、外注先など社外の人達など多岐にわたります。
海外工場や海外の子会社などもあります。
海外の人とのコミュニケーションも必要になります。
世界の共通語は、英語です。
海外とのコミュニケーションには、英語は必須です。
「TOEIC」を学習することで、効率的に英語の学習が出来ます。
TOEICのメリット
TOEICのメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- 自分の英語力を客観的に把握できます。
世界中で使用されていますので、客観的に自分の実力を把握することが出来ます。
- 英語能力を仕事に生かすことが出来ます。
海外の工場や顧客、取引先などとのコミュニケーションに生かすことが出来ます。
- 英語学習のモチベーションになります。
点数ですので、点数が上がると学習意欲が出ます。
- 昇進や昇給に有利になります。
外資系企業では、TOEICの点数を昇進、昇給などに入れている所もあります。
海外とのコミュニケーションが必要な部署では、必要な資格です。
- 就職や転職で有利になります。
外資系企業の採用では、点数を入れている企業もあります。
TOEICのデメリット
TOEICのデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- 英会話ができるようになるとは限らない。
点数をとっても英会話が出来ない場合もあります。
反対に、点数は低いのに英会話の出来る人もいます。
- 日常英会話力を上げるのには向いていない。
上と同じですね。
- スコアアップにはテクニックや傾向の把握が必要です。
点数を上げるためには、英会話だけではなくて試験を受けるテクニックも必要です。
- 海外ではTOEICスコアが重視されることは少ない。
日本では、誰でも日本語を話すように、アメリカでは、誰でも英語を話します。
TOEICの点数は重視されません。
TOEICの内容
TOEICの内容について説明します。
TOEICには、大きく2つに分けられています。
- TOEIC Tests
日常生活やグローバルビジネスでの場面を想定した幅広い内容を扱っています。
- TOEIC Listening & Reading Test
聞く・読む力を測ります。
- TOEIC Speaking & Writing Tests
話す・書く力を測ります。
- TOEIC Speaking Test
話す力だけ測ります。
- TOEIC Listening & Reading Test
- TOEIC Bridge Tests
英語が初・中級者に合わせ、より身近な日常生活を題材に基礎的な英語力を測定します。
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
聞く・読む力を測ります。
- TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
話す・書く力を測ります。
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
昔から行われているのが、「TOEIC Listening & Reading Test」です。
外資系企業や、海外とコミュニケーションが必要な部署では、「600点」以上は欲しいですね。
TOEICの内容については、次のページをご覧ください。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSとは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」と呼ばれ、マイクロソフト社が認定した国際資格です。 マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを認定する資格です。
企業で働く場合、パソコンのスキルは、必須です。
私は、「Excel」が出来ますと言っても、どのレベルなのかわかりません。
MOSの資格を取ることにより、客観的にパソコンスキルを把握することが出来ます。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のメリット
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のメリットについて説明します。
次のようなメリットがあります。
- PCを使う職種であればほぼ必須の技能であり、汎用性が高いです。
殆どの企業で使っているソフトウェア製品です。
- 体系的に効率よく学習出来ます。
普通にやっていたらぬけが多くなりがちな基本技能をまんべんなくフォローできます。
- 勉強期間が短くて済むうえ受験機会も多い
多くの場所で受験することができます。
早く取得することも可能です。
- 難易度が低い資格の割には、評価が高い。
面接や実務での周りの反応はなかなか良好です。
- 普通程度のPC知識の人が多い会社であれば「詳しい人」として見てもらいやすい。
- ExcelのマクロやVBA、Accessなどが使えると有利になります。
生産管理では、多くのデータを扱うので、ExcelたAccessが使用出来ると有利です。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のデメリット
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のデメリットについて説明します。
次のようなデメリットがあります。
- システム会社などでは有利にならない。
初歩の資格なので、PCの専門性の高い会社になればなるほどアピール度は低くなっていきます。
- あくまで機能に関する知識の詰め込みに近いため、そのままでは使えない。
実務では入った部署の内容に応じて、知識を実際に使える形に落とし込んでいく必要がある。
- 受験代が少し高い。
1回の試験が10,000円を超える。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の内容
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の内容について説明します。
MOSには、以下の種類のアプリケーション(ソフトウェア製品)の資格があります。
- Word ワード (文書作成ソフト)
一般レベルと上級レベル(エキスパート)があります。
- Excel エクセル (表計算ソフト)
一般レベルと上級レベル(エキスパート)があります。
- PowerPoint パワーポイント (プレゼンテーション ソフト)
一般レベルがあります。
- Access アクセス (データベース管理ソフト)
Access2019は上級レベル(エキスパート)があります。
- Outlook アウトルック (電子メール・情報管理ソフト)
一般レベルがあります。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の内容については、次のページをご覧ください。
●「生産管理の資格」の関連ページです。
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